ThinkPad iSeries Model 1620(2661-23J)には、Ethernet Adapterが付いていません。そのため、Ethernetに接続するためには、PC Card I/FにEthernet Adapterを挿す必要がありました。
しかし、i1620をサーバにする際、一つしかないPC Card I/FにEthernet Adapterを挿してしまうのは少しもったいありません。そこで、もともと内蔵されているモデムのmini PCI CardをMini PCI Modem/EtherNet Combo Cardと交換することにしました。
インターネットで調べてみると、IBMのi1620のサイトでは、09N9774 10/100 Ethernet/56Kモデムコンボ Mini PCI アダプター(3Com)と08K3124 10/100 EtherJet Mini PCI アダプター(56Kモデム付)の二つがあることが分かりました。さっそく検索してみると、両方とも販売終了になっている。残念!;o;
| ID番号 | 製品名 | 価格 |
|---|---|---|
| 09N9774 | 10/100 Ethernet/56Kモデムコンボ Mini PCI アダプター(3Com) | 販売終了 |
| 08K3124 | 10/100 EtherJet Mini PCI アダプター(56Kモデム付) | 販売終了 |
しかし、どうにもあきらめがつかず、バルク品がないか、いろいろと検索してみると、PS/PLAZA WakamatsuがThinkPad関連の商品を扱っているということが分かりました。さっそくウェブで調べてみましたが、やはり同じ商品はすでに出ていません。ダメモトでお店に問い合わせたところ、Intel(Xircom)のMini PCI Modem/EtherNet Combo Card (MPCI3A56G-100P)がX20やi1620等での動作実績があるとのこと。価格は税込みで2,079円なり!さっそく取り寄せることにしました。
注文したらなんと翌日に届きました。さっそく取り付けます。IBMのサイトに部品の取り付け方について説明が載っているので、前もってプリントアウトしておきましょう。
まず、キーボードを取り外します。i1620からウルトラベース、バッテリーを取り外し、裏返しにします。次に、ネジ穴の横に→の書いてあるネジを外します。ネジを外したら、バッテリーパックの取り付け箇所からキーボードを押し出して浮かせます。キーボードが浮いたところで、表にしてキーボードを引っ張り上げて外します。
キーボードを外したら、モデム用のmini PCI Cardを外します。モデムのラインを注意深くペンチで外して下さい。シールが付いていますが、これははがしてしまいました。
取付が終わったら、FreeBSDを起動します。無事に起動したら、kernelを再構築します。Ethernetの機能については、miibus、fxpを有効にします。
device miibus # MII bus support device fxp # Intel EtherExpress PRO/100B (82557, 82558)
カーネルの再構築が終わったら、再起動します。dmesg中に以下のメッセージが出てくれば、成功です。
fxp0: Disabling dynamic standby mode in EEPROM fxp0: New EEPROM ID: 0x40a1 fxp0: EEPROM checksum @ 0xff: 0x68ae -> 0x68b0 fxp0: Ethernet address 00:10:a4:90:9c:14 inphy0:on miibus0 inphy0: 10baseT, 10baseT-FDX, 100baseTX, 100baseTX-FDX, auto
ifconfigの結果も見てみます。
% ifconfig fxp0 fxp0: flags=8843mtu 1500 inet6 fe80::210:a4ff:fe90:9c14%fxp0 prefixlen 64 scopeid 0x1 ether 00:10:a4:90:9c:14 media: Ethernet autoselect (none) status: no carrier